岩手県岩泉町から、北上山地の森と海と大地の恵みを全国へ。道の駅「いわいずみ」「三田貝分校」も運営しています。
深い森に囲まれた湧水の町から、ふるさとの特産品を全国にお届けしています。
 商品の販売を通して豊かな自然と文化を未来に引き継いで行こうと頑張っています。
 
 
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■■未来を拓く新たな取り組み 
【実は日本の牛肉生産は、大きな課題を抱えています。】
 日本人の食生活が変化し、畜産物が食卓に並ぶようになったのは高度成長期以降ですが、急激な畜産振興を支えていたのは外国から輸入したトウモロコシや小麦などの穀物飼料です。現在でも牛や豚に与えるエサの3/4は輸入穀物飼料に頼っています。
 一般的に肉牛1頭(700kg)育てるには約5トンの穀物飼料が必要で、肉食の普及は世界的な飢餓を引き起こす恐れがあるとも言われています。また、エサの輸送にかかる膨大なエネルギー消費は地球温暖化の一員にもなっています。
【未来につながる美味しい牛肉作りへのチャレンジ】
 岩泉の風土の中で育まれ、山の暮らしを支えてきた「いわいずみ短角牛」。牧草やデントコーンサイレージなどの粗飼料は生産者自らが栽培していますが、肥育期間中は一定の輸入穀物飼料を与えなくてはなりません。しかし、将来、人口の増加や異常気象により、世界的な食糧不足の時代がこないとも限りません。
 地球環境への負荷を減らし、いつまでも美味しい「いわいずみ短角牛」を作りたい。そんな思いから生まれたのが「いわいずみプレミアム短角牛」です。
 ■■短角牛だからできた、プレミアムな育て方
  牛は本来草食動物で、人間が直接食べても栄養源にならない草を食べ、人間の食糧となる肉や牛乳を作り出す能力があります。そして、その力が極めて高いのが、「夏山冬里方式」でたくさんの草を食べ、健康的な赤身肉を生み出す短角牛です。(「霜降り牛肉」を作るためには、高カロリーな穀物飼料をたっぷり与えなくてはなりません。)
 短角牛の特性を生かし、地域でとれた草飼料(粗飼料)をたくさん与え、地球環境への負荷を減らした未来志向の牛肉作りが「プレミアム」の称号なのです。
 安全・安心はあたりまえ。山深い岩泉町では耕作地が限られ、エサ作りから始まる牛肉生産には大変な手間と時間がかかりますが、地域自給のエサをたくさん与え、短角牛らしい赤身の美味しさを追求しています。
区分   粗(草)飼料  濃厚(穀物)飼料
普通の肉用牛  6%  94% 
普通の短角牛  23%  77% 
プレミアム短角牛  70% 30% 
▲プレミアム短角牛に欠かせない粗飼料(デントコーンサイレージ)の生産風景。
 デントコーンとは栄養価の高い飼料用トウモロコシのことで、茎ごと収穫し、細かく裁断して密閉し、乳酸発酵させたものをサイレージといいます。秋に収穫したものを一年を通じて与えています。
 プレミアム短角牛は地場産の粗飼料を重量割合で70%以上与えていますが、広い畑の確保が課題で、傾斜のきつい山の畑で手作業で作付けしている方もいます。
 ■■プレミアム短角牛の食事メニュー 
 ※①草飼料(粗飼料)
…自分たちで栽培した牧草や牛用トウモロコシ(デントコーン)を刈り取り、乳酸発酵させています。
 ※②穀物飼料(濃厚飼料)
…国内外の穀物(トウモロコシ、大豆、小麦など)を配合した栄養価の高いエサ。いわいずみ短角牛専用のNON-GMO(非遺伝子組み換え)のエサを与えています。
 ※放牧期間中のエサは通常の短角牛もプレミアム短角牛も同じです。山下げの後、牛舎での肥育期間中の献立が異なります。

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